当時、仕事をなにもしていない状態で、両親から養ってもらい、いわゆる「親の脛をかじってる」状態でした。
転職に失敗し、仕事がなかなか決まらず、なにもしていない状況に慣れすぎてしまい、働きたくないという思いから「こんな状態が続いたらいいのになぁ」と思っていました。
でも、働きたくないという思いがあっても、もちろんこのままじゃいけないという気持ちも強くあり、でもついだらだらしてしまうという葛藤と戦っていました。
両親からもかなり叱られ、まずは仕事をするという環境に自分を置いていかなくては、という思いから短期のアルバイトをまず始めました。
そこで生活のリズムを戻していき、その後は無事に新しい仕事も正式に決めることができました。
でも、フルタイムで仕事をするのは久々で、心がおれそうだったので、恥を覚悟で友人に頼み込み、しばらくは会社の前まで一緒に行ってもらっていました。
そして私は無事に社会復帰することができ、現在も仕事をしています。
働きたくないという思いは誰でもあると思いますが、一度働かない自分に慣れてしまうと、想像以上に社会復帰をすることは大変でした。
どんなに優秀な人でも、この状態に陥ってしまうと這い上がるのは誰でもきついと思います。
私自身もこんなに「ニート期間」が長引いてしまうとは思いませんでした。
だからこそ、こういう状態に陥ってしまう前に、就活や転職の流れに乗って仕事を決めることに尽力すべきだと思います。